ボランティアを知ろう
ボランティアを始めたいと思うきっかけは、人によって違います。
自分の関心のあるテーマや、自分にできるところから始められる、とても身近な活動です。
ボランティア活動は、自分の住んでいる地域や、社会をよりよくしていくことに役立つとともに、活動する自分自身も豊かにしてくれる要素を持っています。
自分の意思で行う
ボランティア活動は自由意思で行うもので、誰かに強要されたり、義務で行ったりするものではありません。
自分の考えで参加し取り組む「自主性」を第一の条件としています。
したがって活動をやめるという選択もありますが、活動先に迷惑のかからない配慮も必要です。
誰かのために
ボランティア活動は、他の人や社会のために取り組むもので、自分だけが満足したり、お金を得ることを目的とはしない「無償性」を大切にしています。
活動を通じ、結果的に活動する自分が経験的にざまざまなものを得ることができるのです。
さまざまなものが得られる
活動を通じ、感動や喜び、充実感や達成感など、さまざまなものを得られることがあり、活動そのものが楽しみになることがあります。
また、人や社会、自分自身について新しく気づくことや、知識や技術を学ぶこともあります。
さまざまな人たちと「出会い」「ふれあい」「支えあう」ことで人とのつながりを広げることができます。
既存の仕組みや発想を超える
ボランティア活動は自由な意思で取り組むものですが、すでにある仕組みや発想にとらわれず、何が必要とされているか、社会課題の解決につながる「社会性」や「創造性」が必要とされることがあります。
その取り組みが新しいサービスを生み出したり、課題となっている社会の仕組みを変えることができる力を秘めています。
知っておきたい5つのポイント
活動上で気をつけることは?
ボランティア活動をする際には、どのような点に気をつければよいでしょうか。
知っておくと役立つ5つのポイントを紹介します。
1.興味関心がある身近なことから始めよう!
せっかく取り組むのであれば、継続できるような取り組み方をしたいものです。興味や関心のないことから始めても長続きするものではありません。今の自分ができる身近なことから参加しましょう。
2.無理をしない!
何事も無理をしないことが大切です。はじめから欲張ってたくさんのことをせず、余裕をもってできることから始めましょう。
3.約束・ルールは必ず守ろう!
活動には多くの人が関わっています。周りの人に迷惑がかからないよう、約束やルールは必ず守りましょう。また、活動先で知りえた個人情報など秘密を守ることも大切です。
4.相手や関係者の立場を尊重しよう!
ボランティア活動では、さまざまな立場や思いの人たちが、さまざまな役割で関わります。相手を尊重し、お互いに連携しながら効果が上がるように活動しましょう。
5.保険にご加入ください!
ボランティア活動中に不幸にして事故がおきてしまうことがあります。万一の備えとしてボランティア活動への保険のご加入をお願いします。(年350円~)当センターまたは各コーナーで加入ができます。
※調布市外では、最寄の東京都または市区町村社会福祉協議会までお問い合わせください。
★市民活動支援センターでは、ボランティア活動の第一歩を支援するボランティアガイダンスを毎月開催しています。