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2025年09月04日 見出し文章

カニ山の会

老朽化が進む崖線の樹林を守ろう

老朽高木化したカニ山の樹林にナラ枯れの追い打ちが重なり、近年深大寺自然広場地域だけで、100本弱のコナラ(小楢)が伐採されました。 保全はもとより樹林をどう更新して行くか早急な対策が求められています。 
皆さんも崖線樹林の緑を守りる活動に参加してみませんか。

高木化がすすんだ結果、樹林の林床はアズマネササに被われ、植層が貧弱になっています。 日照に恵まれる林縁部は逆に、先駆性のアカメガシワやクワの実生がニョキニョキ伸び、クズなどの蔓に被われて直ぐジャングル状態になります。 ボサ刈りと呼んでいますが、気の抜けない定常作業です。
高木老齢化した樹は、梢附近に枝が集中し中間の横枝は余りありません。 従って落ち葉はそれ程は多くないのですが、林床がササで被われるので集めるのは大変です。 落ち葉溜めはカブトムシの最高の産卵場所です。
林縁部の高木の無い部分は、鳥が運んでくるセンダン、キリが猛烈なスピードで成長します。 樹林の中でも最近はムクノキが無秩序に増えています。 手に負えなくなる前に、適切に除伐するのも大切な樹林保全の仕事です。
整理番号 02-01402829
サークル名 カニ山の会 ( かにやまのかい )
簡単な内容紹介 都市化の進む市街地にありながら,今なお、緑を色濃く残す国分寺崖線の雑木林の連なりを後世に残そうと保全活動するグループが各所にあります。 その一郭深大寺自然広場の通称カニ山の東樹林を本拠に保全活動をしています。
活動内容 市とちょうふ環境市民会議が共催する「雑木林塾」の1期から4期の修了生有志が集まり2005年4月に“カニ山の会”が発足しました。 市と協働合意を取り交わし以来今日まで、日々遷移を続ける樹林で樹林機能の保全のため尽力して来ました。 ササ刈り、落ち葉掻き、蔓延する陰樹切除、鳥が運ぶ実生木の除伐、生い茂った横枝の剪定など樹林保全の定常作業が活動の中心で定期的に植物調査を実施しています。 時には土流れの多い法面の土留め造作、崩れた林内通路の路肩補強、傾斜通路の階段造作など非定常の臨時作業も取り組んでいます。 その他10年前児童に呼び掛けドングリから育てた苗を森に戻して育てるイベント開催しましたが、2023年6月には成木に育った樹の根切り(根回し)を、2024年3月にはナラ枯れで荒れた森に移植するイベントを市民に呼び掛けて実施しました。 このような市民参加の取組みもやっていますが、これからはもっと盛んに外に働きかける取り組みをやって行きます。
活動日 定例活動日は、基本毎月第2土曜日
 定常作業で間に合わない時、臨時活動日を設けます。(年6回程度)
活動時間 9:00~12:00
活動場所 深大寺自然広場内 通称カニ山東樹林
対象者 どなたでも
入会条件 制限はありません。 ただ会の高齢化は否めません、樹林保全活動に意欲ある若い方の活躍を期待します。
レベル 特になし
入会金等 入会金はありません。
  但し ボランティア保険に入って頂きます。 700円/年
会費 1,000円 /  年
主な年齢層 50代、60代、70代
会員数 男性 12人  ・  女性 14人
ホームページURL https://www.facebook.com/kaniyamanokai/
専門分野 環境/自然環境保全、環境/環境学習
連絡先 瀬本敏行


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